嫌われる人生

思えば嫌われてばかりの人生だったからみんな私のことが嫌いで当たり前なんだ。

悪く言われて当たり前、よく思われてなくて当たり前。

嫌われてるのは私にとって特別珍しいことじゃないから、ちょっと色々言われるだけで気にしなくていいんだ。

嫌われてるから誰も庇ってくれなかったし、文集ももらえなかった。

友達がいないのも嫌われているから。

今更悲しいとか辛いとか言ってる場合じゃなかった。

誰にでも好かれる生き方じゃなかったんだから悪く思われるのが普通。

自分だけが悪くてみんなが正しい世の中で理不尽なんだからもう全部諦めて、嫌われる自分らしい生き方をしよう。

他の人間はどうやっても変えられないし、結局何をしても最後には嫌われるのだからせめて自分で選んだ嫌われ者でいたい。

もう誰かにお手玉されるような人生は嫌だ。

好き勝手言われて傷ついて泣いている自分は可哀想だ。

他人のために泣かない、自分のためにも泣かない。

ここまで誰にも好かれない人生なら、最後まで嫌われて生きてやる。

さよなら、よいこの自分。

我は反逆の翼なり。